アレルギーはいまどこまでわかっている?

松田浩珍先生スペシャルインタビューアレルギーはいまどこまでわかっている?

松田浩珍 先生

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日本人の3人に1人がアレルギーといわれていますがそれは、甘い。80%がアレルギー体質です。

昭和30年生まれを境にアレルギー体質が倍増

日本人の3人に1人がなんらかのアレルギーを発症しているといわれていますが、実は、もっと驚くべき数字があります。それは、国立成育医療センターが2003年に発表したもので、まだ発症していない人を含めたアレルギー体質の人が、日本では実に80%に達するという報告です。

また、この調査結果では興味深いことがわかりました。昭和30年を境に、それ以前に生まれた人とそれ以降に生まれた人では、アレルギーの発症率が大きく違っているというのです。
昭和10年代、20年代生まれの人はアレルギー体質の割合が40%であるのに対して、昭和30年代以降生まれでは70〜80%に増えている。つまり、昭和30年を境に倍増していることがわかります。

昭和30年というと、終戦後、ようやく社会インフラが整備されはじめ、生活が向上し始めた時代。「文化住宅」と呼ばれる、風呂付きで、キッチンとダイニングが分かれたDKのある家が登場し、「三種の神器」としてテレビ・冷蔵庫・洗濯機があこがれの象徴だった時代です。それまで日本人の多くは農業に従事しており、土間で料理を作って食べていましたが、この頃から衛生環境は飛躍的に改善されていきました。

昔の離乳食は、親が噛み砕いて与えていた

当時は、赤ちゃんを育てるにも特別な離乳食といった意識はなく、お母さんやおばあちゃんが噛み砕いたものを与えていました。そのため当時の赤ん坊は、親からの口移しでピロリ菌をはじめとするさまざまな菌にさらされていました。
しかしこの頃から赤ちゃん専用に調理した離乳食が奨励されはじめ、やがてスーパーなどで瓶詰めの離乳食が販売されるようになっていき、赤ちゃんは“衛生的な”離乳食で育つ時代がやってきます。

住宅を見てみると、それまですきま風が吹いていた木造住宅から、機密性の高い近代住宅へと変わっていきました。そのため、ダニが繁殖しやすい住環境へと変わっていきました。ダニというのは、生きていても死んでいても、アレルゲンとして強力であることが知られています。

さて、「清潔大国」と世界から呼ばれている日本で、アレルギーが増えているのはどういうわけでしょうか?

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