第33回 いつも自然体"クミコ"からの応援レター「ココロの窓を開けたなら」

新連載いつも自然体

第33回 「先生にホメラレタ」(2011.12.1)

いよいよ今年も「師走」です。
師も走る、つまり先生も走っちゃう、そんな忙しい時期がやってきました。

先生といえば、先日大宮で行ったコンサート。
埼玉の「いのちの電話」が主催されたもので、いわば皆さんの善意に包まれたもの。
ボランティアで「いのち」を救おうと24時間体制でがんばる人たちと、それを何とか支えたいと願う人たち。
私も、その一人ですが、できることは唄うことだけ。
このコンサート(これで2回目ですが)をすることで、いくらかでも運営資金になればと参加していますが、そこに「先生」がみえました。

私は埼玉県で過ごした時間が長く、小学校は川口、中学校は浦和、高校は春日部。
こんな ふうに、あちこちと移動しながら育ちました。
その小学校の校長先生と教頭先生、そして高校の校長先生。
皆さん、大きな花束を胸に楽屋を訪ねてくださったのです。

その昔、先生というのは、それも校長先生などというのは、とてつもなく大きな存在でした。
遥か遠い人というか、自分の親より「彼方」なイメージです。
ところが、今その先生がたは、私と同じくらい、あるい は年下。

ハアーとため息が出ます。
こんなに遠くへ来ちゃった。
でも、不思議なことに、校長先生はやっぱり校長先生。
渡された花束を、自分の胸に受け取ると、なんだか良い気持ちがします。
そうか、これ「ホメラレタ」って感覚。
その時、私は 生徒になっています。

なるほど。
いくつになっても、先生は先生でした。

クミコさんPROFILE

1954年9月26日 茨城県水戸市生まれ。早稲田大学卒後、’78年、「世界歌謡祭」に日本代表の一人として参加。’82年 シャンソンの老舗・銀座「銀巴里」のオーディションに合格し、プロとしての活動をスタートする。’99年 作詞家・松本隆氏に見いだされる。‘02年 アルバム「愛の讃歌」に収録した「わが麗しき恋物語」が、“聴くものすべてが涙する歌”として大きな反響を呼び、シャンソンでは異例の大ヒットとなり一躍脚光を浴びる。’07年 デビュー25周年を迎え、中島みゆき書き下ろしの新曲「十年」を収録したアルバムをリリース。翌年、アルバム「友よ!」を発表し、話題に。‘09年、三木たかし氏の遺作である「届かなかったラヴレター」をリリース。そして、今年2月9、10日には、井上芳雄さん徳光和夫さん上柳昌彦さんと共に、シリーズ35万部突破の実話集「届かなかったラヴレター」を朗読と名曲で綴るハートフルコンサートを実施。また、「届かなかったラヴレター」を含む新作ミニアルバムをリリース。2月24日にはNEWシングル「INORI 〜祈り〜」をリリースし、USEN総合リクエストチャート1位になるなど快進中。

*その他クミコさんの詳しい情報は 「クミコ オフィシャルサイト」まで http://www.puerta-ds.com/kumiko/index.html

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