第30回 いつも自然体"クミコ"からの応援レター「ココロの窓を開けたなら」

新連載いつも自然体

第30回 「今年もおんなじ冬服で」(2011.10.15)

一年は12ヶ月。
春夏秋冬とそれぞれ大雑把にわけて3ヶ月ずつ。
まったくせわしないことです。

私は「衣替え」をしません。
すべての服は、いつも同じ所にあります。
それだけ持ち服の数が少ないということもあるのでしょうが、今の世の中は、昔ほど季節による服の違いが少なくなったともいえそうです。
化学繊維の多様化で、下着も上着もその区切りがあいまいになり、また軽量化(コンパクト化 とも)によって、場所ふさぎの服も減りました。

私など、冬はフリース専門で、それまでの毛糸モノは、それこそ隅においやられています。
このフリース、軽く暖かく、しかもホコリがたたない。
乾燥によるノドの不調に、とりわけ敏感になる冬には欠かせません。
職業上でも、かなり都合の良いモノです。
これを何色か用意して、とっかえひっかえ。
それに、これまたいくつかのマフラーを組み合わせ出来上がり。
あっという間です。

それに加えありがたいのが、ダウンのコート。
重たいものを身につけただけで、息が切れ肩が凝る、そんな年齢の私には願ってもない軽さです。
本当にうれしい時代に生きています。
ちなみに私の父親の時代のコート。(外套なんて呼ばれていた代物)
まだ若い頃、その何ともいえぬ味わいに惹かれ譲り受けましたが、一日着ているだけでひどい頭痛がしました。

ただ問題は、こうした衣服はそうそうダメになるものでもなく、着心地もいいので捨てる気にもならず、そうすると大体「いつも同じ」ものを着ていることになってしまう。
整理ダンスを開けてみましたが、今年も去年と代わりばえしそうにありません。

困ったなあ。

クミコさんPROFILE

1954年9月26日 茨城県水戸市生まれ。早稲田大学卒後、’78年、「世界歌謡祭」に日本代表の一人として参加。’82年 シャンソンの老舗・銀座「銀巴里」のオーディションに合格し、プロとしての活動をスタートする。’99年 作詞家・松本隆氏に見いだされる。‘02年 アルバム「愛の讃歌」に収録した「わが麗しき恋物語」が、“聴くものすべてが涙する歌”として大きな反響を呼び、シャンソンでは異例の大ヒットとなり一躍脚光を浴びる。’07年 デビュー25周年を迎え、中島みゆき書き下ろしの新曲「十年」を収録したアルバムをリリース。翌年、アルバム「友よ!」を発表し、話題に。‘09年、三木たかし氏の遺作である「届かなかったラヴレター」をリリース。そして、今年2月9、10日には、井上芳雄さん徳光和夫さん上柳昌彦さんと共に、シリーズ35万部突破の実話集「届かなかったラヴレター」を朗読と名曲で綴るハートフルコンサートを実施。また、「届かなかったラヴレター」を含む新作ミニアルバムをリリース。2月24日にはNEWシングル「INORI 〜祈り〜」をリリースし、USEN総合リクエストチャート1位になるなど快進中。

*その他クミコさんの詳しい情報は 「クミコ オフィシャルサイト」まで http://www.puerta-ds.com/kumiko/index.html

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